震災直後の被災者支援、復興計画における政策決定、事業者や生活者の再建支援など、復興の現場では様々な場面で弁護士が関わっています。現地での支援や後方支援に当たった法律の専門家から見た復興と法律に関するコラムを、現役弁護士がリレー形式で書き下ろします。 今回の執筆者は、阪神淡路大震災の後、1年生弁護士として神戸で復興支援を行った経験を持ち、東日本大震災では災害復興支援委員会副委員長として支援を行った津久井進弁護士です。 一人ひとりの目線 一人ひとりが大事にされていない!・・・つくづくそう感じます。 4年半が過ぎて今なお復興が進まない被災地の現実を目の当たりにすると、もどかしさがとめどなく湧き上がって止まりません。その原因がどこにあるのか、考えをめぐらすと、結局、一人ひとりの人間が大事にされていないというところに行き着きます。 弁護士は、一人ひとりの悩みに向き合い、一人ひとりの依頼に応えることが
![防潮堤そびえ 海見えぬ…田老の中心部再生[読売新聞] | 東北復興新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/40c9e33d67622f414d48a9cb8a4ed296c3e9546a/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.rise-tohoku.jp%2Fwp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F10%2F%25E5%2586%2599%25E7%259C%259F1-300x1981.jpg)