民放のテレビ番組で“医療費を安くしたければジェネリックと言いなさい”という情報があったそうですが、 地域の薬剤師さんたちとの勉強会で、後発品メーカーの社長さんを講師にして講演会を開いたときに考えた、情報の非対称性という面でジェネリック薬品の問題点を列記しておきます。 結論から言えば、かならずしも、安いものがいいとは限りません。・・・それどころか、患者の立場をまもることを専念すれば、後発品導入には慎重に成らざる得ません。・・・“後発品導入に積極的でない医療機関”の方が“患者さんのことを考えている”とさえ考えられるのです。 この分野でも・・・安かろう!悪かろう!・・・というのを感じております。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ・生物学的同等試験がなされてない。溶出試験すなわち試験管内で薬の溶け方が一緒だと同じ薬効とみなしている。 だが、“溶出試験によるジェネリ