2019年1月27日のブックマーク (1件)

  • 「研究が楽しいから」と言うたびに僕が思うこと - いつか博士になる人へ

    「何で大学院に行ってるんですか?」 はじめて行った街コンで、出会った彼女はそう言った。 「何でって…研究が楽しいから」 ぼくはそう答えた。 「ふぅん。どんな研究してるの?」 「薬を作る研究。抗がん剤とか」 ほんとはぼくの研究はもっと基礎的なもので、抗がん剤は応用可能性の一つにすぎないんだけれど、今はそんなこと話す必要がないことくらいは、そのときのぼくでも知っていた。 「へぇ、すごい。製薬会社とかに就職しないの?」 「うん、とりあえず今は企業に行く必要はないかなって思ってる」 「へぇ〜そうなんだ…がんばってください!」 彼女はそういって、別の男性と話に行った。 彼女の言いたいことはよくわかる。 修士で外資系投資銀行に就職した研究室の後輩は、一年目で年収700万を超えているし、大手製薬会社に就職した友人は、結婚して都内にマンションを買っていた。 ぼくも彼らと同じように就職していれば、彼女の反応

    「研究が楽しいから」と言うたびに僕が思うこと - いつか博士になる人へ
    maple0705
    maple0705 2019/01/27