親イラン民兵組織ヒズボラは、戦闘員らが所持する通信機器の一斉爆発からわずか1週間後に、指導者ナスララ師をイスラエルによる空爆で殺害された。同師の居場所は厳重に隠されてきただけに、今回の攻撃により、敵対勢力による組織への浸透が深いレベルに及んでいることが浮き彫りになっている。ヒズボラはこれまで指揮官の素早い交代で組織的な危機を乗りこえてきたが、最近はイスラエルの猛攻による消耗が激しく、弱体化が進んでいる。 ワールドcategoryイスラム組織ハマスは、レバノン南部でイスラエル軍の攻撃により幹部のアミン氏が30日に死亡したと発表した。イスラエル軍は30日、レバノンの首都ベイルート市内を初めて攻撃。パレスチナ解放人民戦線(PFLP)は首都攻撃で指導者3人が死亡したと明らかにした。イスラエルが連日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに向けた激しい攻撃を繰り広げる中、ヒズボラ以外の反イスラエル