サンフランシスコで開催中のVMworld 2010のブレイクアウトセッションで、三菱東京UFJ銀行 システム部の徳永瑞彦 上席調査役が講演。「Stateless Desktops at The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ,Ltd.」というタイトルで、仮想化デスクトップ「VMware View」の導入事例を披露した(写真1)。 同行では、6万台を超えるPCを対象に、2008年からデスクトップ仮想化のプロジェクトを進めている。徳永 上席調査役はまず、セキュリティやソフトライセンスの無駄といった、同行のクライアントが抱えていた課題を説明。「デスクトップ環境をサーバーサイドに集約することで、従来の課題を解決したかった」と、仮想化技術を取り入れる狙いを語った(写真2)。また、「モバイル環境でPCをリブートせずに業務を継続できる、シンクライアントのメリットも大きい」と続け