米首都ワシントンの議会下院情報特別委員会で証言する、ジョン・ブレナン前CIA長官(2017年5月23日撮影)。(c)AFP/SAUL LOEB 【5月24日 AFP】米中央情報局(CIA)のジョン・ブレナン(John Brennan)前長官は23日、下院の公聴会で証言し、米大統領選をめぐり昨年夏の時点でドナルド・トランプ(Donald Trump)氏陣営とロシア政府の接触に懸念を強めていたことを明らかにした。昨年夏には米大統領選へのロシアの介入を突き止め、ロシア連邦保安局(FSB)に強く警告していたという。 米下院情報特別委員会(Permanent Select Committee on Intelligence)でブレナン氏が行った証言で、米情報当局がロシアの脅威をいかに深刻に受け止めていたのかが浮き彫りとなった。米連邦捜査局(FBI)はロシアの介入疑惑が公になるかなり前の昨年7月に捜査