あとがき 1章~6章はスイッチパブリッシング刊の『Monkey』なる文芸誌で連載されていたコラムを、7章~11章は本書のための書き下ろし、12章は河合隼雄氏に関する講演会の原稿を掲載した形なんだそうです。というわけで全てをこの1冊に書き下ろしたわけではない模様。です。 実際、読んでみると前半6章は本書のタイトルの通り、村上氏が自身が小説を書く上で考えていることをつらつらと書いてらっしゃって、後半はそのタイトルに縛られず、例えば「教育」とかいろんなテーマを持ち出して書くことについて語る形になってました。 ・・・といったことを踏まえて、以下に印象に残ったところを書き記してみます。 ■村上春樹はガチで海外にて評価されているらしい すみません。ここは単純に僕の知識が薄いだけだったんですが。村上春樹って、ほんとに海外で評価されてるんですね。確かに過去ヨーロッパへ旅行に行ったときに現地の書店で『1Q8
![【今売れてる本ってほんとに面白いの?】村上春樹『職業としての小説家』の場合 : ゆとりのむじくめも](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/da78a05937633f7a2b4b2219826151c370cd607b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fparts.blog.livedoor.jp%2Fimg%2Fusr%2Fcmn%2Fogp_image%2Flivedoor.png)