人はなぜコンピューターを人間として扱うか―「メディアの等式」の心理学 作者: バイロンリーブス,クリフォードナス,Byron Reeves,Clifford Nass,細馬宏通出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2001/04メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (8件) を見る リーブス、ナス「人はなぜコンピューターを人間として扱うか」(翔泳社、2001、2400円+)を読む。訳はEVちゃんこと細馬宏通さん。 この本は「メディアの等式理論」がさまざまな角度や場面で成立することを、実験によって検証したものだ。メディアの等式理論というのは、「メディア経験は人間経験に等しい」という仮説だ。つまり、メディアだからといって割り引いて考える必要もないし、メディアだけに対して起こる特別な考えや感情もない、という。それは対人間経験に等しい。 たとえば、パソコンに対して、