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(2012年9月11日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 9月10日、日本が第2四半期の経済成長の推定値を下方修正する一方、韓国が財政出動による新たな景気刺激策を発表し、両国経済が最も重要な貿易相手国である中国の減速に脆いことが浮き彫りになった。 週末から10日にかけて発表された中国の弱い統計値は、世界第2位の経済大国が欧米の需要の鈍化に苦しんでおり、今年行われる10年に1度の指導部交代を前に、正しい政策措置を見つけるのに苦労していることを裏づけた。 10日発表された統計によると、8月の中国の輸入は前年同月比で2.6%減少する一方、輸出の伸びは2.7%増にとどまった。輸出の伸び率は7月の1%よりは高かったが、中国が慣れていた2ケタ成長を大きく下回っている。 輸出の弱さの主因は、危機に見舞われている欧州だ。欧州は中国にとって最大の貿易相手であり、8月の欧州連合(EU)向け輸出は前年同月比で1
最近は中国の周辺国に出張する際、「チャイナタウン」を訪れることに決めている。その街並みには現地住民と華僑・華人との壮絶な交流の記憶が残っているからだ。 ベトナム、インドネシア、ミャンマーで見た中華街は、どれも現地の複雑な対中感情の博物館だった。 言うまでもなく朝鮮半島における中国の足跡は圧倒的であり、韓中関係史の悲惨さは東南アジアの比ではない。 紀元前の昔から朝鮮半島は、中国に何度となく侵略・征服され、屈辱的な朝貢冊封関係を強いられてきた、としか部外者には見えない。 当然ソウルには巨大な「チャイナタウン」があり、華僑・華人が韓国経済の一定部分を支配しているに違いない、とつい最近まで勝手に思い込んでいた。しかし、ソウルには何度も来たことがあるのに、よく考えてみたら中華街には一度も行った覚えがない。 当たり前だ、ソウル市内には中華街なんてないのだから、と韓国人に叱られた。 明洞地区の一角には中
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