ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (208)

  • 「iPhone 6」効果でアップルのシェア拡大 日本、米国、英国、オーストラリアで40%達成 | JBpress (ジェイビープレス)

    英国の市場調査会社、カンター・ワールドパネルが12月3日までにまとめたスマートフォンの販売統計によると、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」は世界の主要市場で販売を伸ばしている。今年9月に発売した「iPhone 6」と「同6 Plus」の売れ行きが好調で、同社のシェア拡大に寄与したという。 カンター・ワールドパネルは欧州5カ国(英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)と、日、米国、オーストラリア、中国における今年8~10月のスマートフォン販売データをとりまとめた。 それによると、日を除く8カ国ではいずれも米グーグルの「アンドロイド(Android)」搭載端末の販売台数シェアが50%を上回っており、同OSの地位は依然盤石だ。 だが8~10月は、iPhoneのシェアが米国で41.5%、オーストラリアで40.4%、日で48.0%となり、いずれも40%を上回った。このうち米国のシ

    「iPhone 6」効果でアップルのシェア拡大 日本、米国、英国、オーストラリアで40%達成 | JBpress (ジェイビープレス)
  • スマホの心臓を握る者は誰だ? アプリケーションプロセッサを巡る終わりなきバトルロイヤル:JBpress(日本ビジネスプレス)

    世界はスマホを中心に回っている スマホの販売台数は、2013年に10億台、今年2014年には12億台を超えるという。2007年の「iPhone」発売以来、スマホの累計販売台数は、おそらく30億台程度になるのではないか。今やスマホは、世界70億人に必要な生活と仕事のツールになりつつある。 今後、普及が予想されるウエアラブル端末やモノのインターネット(Internet of Things : IoT)においても、スマホはそれらのハブとなるため、その重要性はより大きくなる。スマホは、「常時ON」「常時センシング」「常時接続」に向けて機能が進化しし続けるだろう。 このスマホの最も重要な部品は、すべての機能の中心となる半導体集積回路、いわゆる「アプリケーションプロセッサ」(AP)である。したがって、APを制するものがスマホを制すると言っても過言ではない。 稿では、このAPを巡って、どのようなバトル

    スマホの心臓を握る者は誰だ? アプリケーションプロセッサを巡る終わりなきバトルロイヤル:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 下位モデルの「iPhone 5c」は新規顧客獲得に貢献? 米国では購入者の半数がサムスンなど競合からの乗り換え | JBpress (ジェイビープレス)

    英カンター・ワールドパネルが公表したスマートフォン市場の調査リポートによると、米アップルが今年9月に発売したアイフォーン(iPhone)、「5s」と「5c」の両モデルは、同社の市場シェア拡大に寄与しているが、前モデル「5」に比べると世界市場におけるインパクトは小さく、アップルの世界各国のシェアは前年同期比で縮小傾向にあるという。 例えば、今年8~10月の欧州5カ国(英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)を合わせた市場におけるアイフォーンの販売台数シェアは15.8%で1年前に比べ5ポイント低下している。 これに対し米グーグルの基ソフト(OS)「アンドロイド(Android)」を搭載するスマートフォンのシェアは70.9%で、同6.4ポイント増加した。 また米マイクロソフトの「ウィンドウズフォン」のシェアは10.2%で同5.4ポイント増。ウィンドウズフォン搭載端末は台数規模は小さいものの

    下位モデルの「iPhone 5c」は新規顧客獲得に貢献? 米国では購入者の半数がサムスンなど競合からの乗り換え | JBpress (ジェイビープレス)
  • 上司の激しい怒りを鎮める方法 マキァヴェッリ先生ならこう考える(44) | JBpress (ジェイビープレス)

    学校を卒業し、4月から社会人となられる方はJBpressの読者の中にも少なからずおられるでしょう。たいていの新卒は、右も左も分かっていない状況下、新しい世界に飛び込みます。大きなミスをしでかして上司を激怒させる方も中にはいらっしゃるでしょう。今回は、そんな方の参考になることを書こうと思います。 筆者が以前勤めていた会社での出来事です。会社が企画したセミナーの会場を、私が探していて、設備がいい割に会場費が安いところを見つけて、予約を入れました。ダイレクトメールには当然会場名が書いてあります。 2週間ほど経った頃だったでしょうか? 私に会場を探せと指示していた先輩が、上司から厳しく叱責されています。どうも私が選んだ会場の価格が高すぎるのになぜ指導しなかったのかということで怒られているようです。 怒られている先輩は私のために怒られているわけで、先輩に悪いことしたなぁと思いましたが、上司の怒号を聞

    上司の激しい怒りを鎮める方法 マキァヴェッリ先生ならこう考える(44) | JBpress (ジェイビープレス)
  • 早期の財政均衡を図るドイツの予算に賛否両論

    (2013年3月14日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 他のユーロ圏諸国に慎重な財政の手を示す優れた導き手なのか、それとも回復を促すことを断固拒む身勝手なただ乗り行為なのか? 来年の純借入額を40年ぶりの低水準まで削減して財政を均衡させるというドイツの決定は、他のユーロ圏諸国とは好対照だ。ユーロ圏諸国の大半は――危機に見舞われたスペインから徐々に衰退するフランス、さらにはオランダに至るまで――、赤字削減目標を達成できないか、達成するのに四苦八苦するという状態にある。 「景気刺激は超低金利で十分、債務ブレーキは絶対必要」 ドイツが「債務ブレーキ」と呼ぶものをこれほど急激に踏むという選択は、ドイツ自身にとって、あるいは他国にとって経済的に意味があるのかどうかという問題が意見を二分している。 ドイツの失業率はスペインの5分の1の低さで、欧州中央銀行(ECB)の過去最低の金利のおかげで企業は簡

  • 英国に必要な成長宣言:もう少し速くできないか?

    (英エコノミスト誌 2013年3月9日号) 英国経済は行き詰まっている。構造改革、金融緩和、そしてインフラ投資の増加が必要だ。 誌(英エコノミスト)は過去170年間にわたって英国経済を追い続け、いくつかの壊滅的なショックも見届けてきた。1857年の世界不況は銀行を破綻に追い込み、輸出需要を冷え込ませた。1930年代の世界恐慌は英国に大打撃を与えた。2度の世界大戦は住宅やインフラを破壊した。 それでも、それぞれの出来事の5年後には必ず経済が成長していた。今回はそうではない。 英国は辛うじて前に進んでいるかどうかという状況だ。イングランド銀行は、2007年に1.5兆ポンド(3兆ドル)を記録した経済生産は、実質ベースで、2015年までその水準に達しないと考えている。逆風が吹けば、英国はいとも簡単に10年の歳月を失いかねない。 一向に増えない賃金としつこいインフレは購買力を蝕んでいる。ポンドは下

  • アマゾン、米国で「Kindle Fire HD」を値下げ グーグルやサムスンへの脅威になるか? | JBpress (ジェイビープレス)

    これに先立ち同社は日をはじめ、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペインの5カ国で同モデルの販売を始めている。こうして生産量を拡大したことでコスト効率化を実現し、その恩恵を顧客に還元するのが目的とアマゾンは説明している。 キンドル・ファイアHDの8.9型は、Wi-Fi(無線LAN)専用モデルとLTE対応モデルがあり、それぞれストレージ容量が異なる2モデルを用意している。 このうち最も安い、Wi-Fi専用で容量が16GBのモデルはこれまで299ドルだったが、これから30ドル引き下げて269ドルにした。またWi-Fi専用で32GBのモデルは70ドル安の299ドルに、最も高いLTE対応64GBモデルは100ドル下げて499ドルにした。 米アップルの「アイパッド(iPad)」の価格は最安となるWi-Fi専用の16GBモデルでも499ドルで、32GBだと599ドルになる。これらと比較するとアマゾン

    アマゾン、米国で「Kindle Fire HD」を値下げ グーグルやサムスンへの脅威になるか? | JBpress (ジェイビープレス)
  • アジアの高成長に乗れない欧米大手銀行

    (2013年3月14日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) アジアは業界の救世主となるはずだったが、過去2年間は、この地域に進出している法人向け金融機関と投資銀行にとって厳しい時期だった。 株式市場での大型上場が相次いだ2009年から2010年にかけての中国主導の好況期に代わり、今では世界的な銀行が手がける事業の中核分野の多くで活動が減速し、各社はどの分野で収益を追求すべきか、いかにして経営と事業を再編すべきか真剣に考えざるを得なくなっている。 大手銀行で目立つアジア地域の減収や減益 年次報告書でアジア地域の業績を公表している欧米銀行では2010年以降、HSBCとスタンダードチャータード銀行――および2012年はゴールドマン・サックス――を除き、売上高や利益、あるいは収益双方が減少してきた。 新株発行や売り出し、借り入れ資の調達、M&A(合併・買収)、株式の売買仲介という伝統的な投資銀行業

  • 大震災追悼式典、中国と韓国が欠席の揃い踏み 筋を通した日本、墓穴を掘った中国~中国株式会社の研究(206) | JBpress (ジェイビープレス)

    “Win the hearts and minds (of the people)”という英語がある。 意味は「人心を掌握する」、ベトナム戦争時代の米軍のプロパガンダだ。何とかベトナム民衆の心を掴み、米国に協力させたいという気持ちが滲み出ている。最近ではイラクやアフガニスタンでも使われた。元々は英国の政治家が1950年代のマレー半島で使った言葉だ。 3月11日の東日大震災2周年追悼式典に中国韓国が欠席したことを知り、この“hearts and minds”という言葉を思い出した。中国外交のレベル低下については以前にも書いたが、今回は2周年追悼式典での台湾代表の献花を巡る「騒動」を取り上げたい。 台湾に対する待遇 さらに、出席した各国、在日米軍、パレスチナ代表部に続いて、台湾についても名前を読み上げたらしい。 これだけ聞けば、何の問題もなさそうだ。もちろん台湾は「国家」ではないから、米軍

    大震災追悼式典、中国と韓国が欠席の揃い踏み 筋を通した日本、墓穴を掘った中国~中国株式会社の研究(206) | JBpress (ジェイビープレス)
  • 早期退職者の内訳から見るルネサスの内部事情 那珂工場の旧日立社員に期待するしかない | JBpress (ジェイビープレス)

    ルネサス エレクトロニクスは、2月19日に、鶴丸哲哉取締役執行役員(58)が社長に昇格する人事を発表した。現社長の赤尾泰氏(58)は取締役に退き、いずれ引責辞任するという。8人から4人に減らした取締役もすべて社内の昇格人事で決定された。 政府系ファンドの産業革新機構とトヨタ自動車や日産自動車などの官民連合が1500億円の投資を完了する9月までの暫定人事と報道されているが、社長と経営陣は社外から連れてくるべきと思っている私は、いくら半年だといってもこの人事には賛同できない。 しかし、ある日立製作所関係者から、「湯之上が言うことは正論だが、今、ルネサスの社長に求められているのは何だ? 技術が分かることか? 市場が分かることか? 経営戦略論に精通していることか? 混乱し、意気消沈しているルネサスに、そんなものは二の次だ。元気があって、大声で吼えることができる奴だろう。だとしたら、鶴丸氏は最適なん

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  • ユーロ圏経済:まだ続く信用収縮

    (英エコノミスト誌 2013年3月9日号) 融資の不足が南欧の景気回復の可能性を損ねている。 先月のイタリアの選挙で明確な結論が出なかったことに当初動揺した後、金融市場は概ね落ち着きを取り戻した。今のところ投資家は、無制限の国債買い取りによって市場から包囲された国々を助けるという欧州中央銀行(ECB)の公約に信頼を置き、資金を投入している。 だが、各国が景気後退から抜け出せずにいる間は、イタリアのみならず他の地中海沿岸諸国でも、政治的ショックのリスクは高まるばかりだ。 ユーロ圏全体の第4四半期の国内総生産(GDP)は、前四半期と比べて0.6%減少した。ドイツも同様の落ち込みを経験したが、ユーロ圏周縁国の景気後退はそれよりはるかにひどかった。GDPはイタリアで0.9%、ポルトガルで1.8%減少した。両国では過去1年間、失業率がユーロ圏全体よりはるかに大きく上昇している。 緊縮策のみならず信用

  • 今度はスカイプの規制に動くフランス

    (2013年3月13日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) フランスの検察当局は、マイクロソフト傘下のスカイプがフランス国内で通信事業者として登録することを拒んでいることを理由にスカイプを調査するよう要請された。この一件は世界的なインターネット企業の活動を規制しようとするフランスの試みの最新事例だ。 フランスの規制当局である電子通信・郵便規制機関(ARCEP)は12日の声明で、スカイプが「会社を電子通信事業者として申告するよう求める数度の要請」を無視した後、ARCEPとしてパリ検察局に接触したと述べた。 スカイプは電子通信事業者か否か ARCEPによると、スカイプがユーザーにフランス国内の固定回線と携帯電話の番号に音声電話をかけられるようにしているという事実は、同社が電話サービスを提供していることを意味し、それゆえ同社には緊急電話を認め、法的に要請された場合には警察と保安当局にボイスメールの

  • アベノミクスは「デフレ不況」の救世主なのか データで見る日本経済の4つの神話 | JBpress (ジェイビープレス)

    安倍晋三内閣は「危機突破内閣」と自称して、13兆円の補正予算や日銀との「共同声明」を出し、筋金入りのリフレ派を日銀総裁に任命するなど、いろいろな景気対策を矢継ぎ早に打ち出している。おかげで株式市場は活況を呈しているが、これは物だろうか? 政治家は何となく物価が下がるのが不況だと思い込んでいるようだが、所得が同じなら、物価が下がると実質所得(名目所得-物価上昇率)は上がる。デフレは消費者にはいいことなのだ。彼らの信じている神話の実態をデータで見てみよう。 【神話1】 円安・株高の原因はアベノミクスである まず次の図1を見ていただこう。ユーロ/円で見ると、2012年8月にECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁が、南欧諸国の国債を買い入れて財政支援するとの意向を示したことがきっかけで、ユーロが9月頃から上がり始めた。これはユーロのリスクを避けて円に逃避していたリスクオフの資金がユーロやドルに戻り始

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  • 社説:オランダの緊縮の教訓

    (2013年3月12日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) トリプルA格付けを持ち、債務負担がドイツより小さいオランダは、ユーロ圏の緊縮結社の熱心なメンバーだ。強い薬を飲んだ後の苦い後味は、欧州の債務危機を道徳劇と見なしがちな人たちへの教訓だ。 自由民主系と社会民主系の政党による連立政権は、オランダ経済の縮小を受け、欧州連合(EU)に義務付けられた財政赤字目標を達成するために新たな緊縮政策を探すことを余儀なくされた。だが、議会運営にあたり、厳しい要求を通す決意の少数政党に依存している状況に足を引っ張られている。 思った以上に似ている欧州北部と南部 オランダの経済問題は、ユーロ圏周縁国の状況とはかけ離れているにせよ、欧州の北部と南部の類似性が公の議論の想定よりも大きいことを物語っている。例えばオランダ政府もスペイン政府も、危機の前は住宅バブルに乗って満足のいく財政運営を行っていた。どちらも今、

  • アベノミクス効果でミセス・ワタナベが市場に回帰

    (2013年3月12日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ミセス・ワタナベが帰ってきた。日の家計の貯蓄を管理しているこの想像上の人物は、長らく鳴りを潜めていた。円高が進み、海外経済の見通しも悪かった過去18カ月間には、外国証券を3兆6000億円売り越していた。 しかし、「アベノミクス」の効果が世界第3位の経済大国の消費者や個人投資家にまで及び始め、世界経済回復の期待が膨らみ始めるにつれて、この抜け目のないプレーヤーは世界各国の通貨や債券の市場で再び動き始めている。 ファンドの新規設定が急増 アナリストたちの説明によれば、日の個人投資家による海外証券投資の大部分を占める投資信託の市場では、新しいファンドが次々設定されている。 投信情報サービス会社リッパーによれば、今年2月に新規設定された公募投信は計70で、1月の3倍以上に上った。野村アセットマネジメントが2月末に発売したブラジルレアル

  • 米国上院が日本の核武装を論じた 北朝鮮の核兵器開発への対抗策として浮上 | JBpress (ジェイビープレス)

    米国連邦議会の上院外交委員会で「日の核武装」が主要な論題となった。熱っぽい討論が繰り広げられた。この展開はこれまでの日米関係の常識では想像もできなかった事態である。私自身、まったく驚かされた。 米側での日の核武装論については、つい2週間前の当コラムでも取り上げてはいた。ただし、その事例は前ブッシュ政権の国務次官だったジョン・ボルトン氏が大手新聞への個人としての寄稿論文で言及したことにとどまっていた。ところがその直後の3月7日、今度は立法府の最高機関の上院の、しかも外交委員会という国政の大舞台で複数の議員や新旧の政府高官たちが論議したのである。 この舞台は上院外交委員会全体が開いた「米国の対北朝鮮政策」と題する公聴会だった。 この種の外交課題についての公聴会は、同じ上院でも外交委員会の下部に複数ある小委員会の1つが主催することがほとんどである。だが重要なテーマについては母体の委員会全体が

    米国上院が日本の核武装を論じた 北朝鮮の核兵器開発への対抗策として浮上 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 「PM2.5ってなに?」と聞く中国人 全土で環境汚染問題噴出にもどこ吹く風 | JBpress (ジェイビープレス)

    安心、安全、健康、クリーン・・・、そんな言葉の真逆を行く社会では、すべてにおいて疑いを持つことから始めなければならない。この中国で生き抜くには、相当にタフであることが求められる。 例えば買い物。果物を買いにスーパーに行くと、売り場で長考を強いられる。甘さは? 農薬は? 産地は? 中国ではオレンジの表面にオレンジ色を着色する事件があった。イチゴは皮を剥いてべるわけにはいかないので、なおさら手が出ない。加工品は得体がしれない。どの地域? どの工場? 何を使っているのか? などと考えると、結局手ぶらで帰ってくるしかない。 物に愛着を持たない中国の消費者 2月下旬、筆者は上海に住む中国人の友人、蔡さん(仮名)宅を訪れた。蔡さんは「老公房」と呼ばれる国有資産の払い下げ住宅に住んでいる。いつも気になるのが共用部分だ。廊下、階段がゴミと埃だらけなのだ。この汚さに、なぜ住民が平気でいられるのか、いつも

    「PM2.5ってなに?」と聞く中国人 全土で環境汚染問題噴出にもどこ吹く風 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 新興国を苛立たせる欧州の苦境

    (2013年3月11日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 欧州や米国、日に住んでいる人はそう感じないかもしれないが、世界経済はこの10年間に、それまでの30年間より速いペースで拡大する可能性が十分ある。 ゴールドマン・サックスは、世界全体の国内総生産(GDP)が2011年から2020年にかけて、平均して年間4.1%ずつ拡大すると予想している。2010年までの30年間は平均成長率が3.5%を超えたことはなかった。 12.5週間ごとにギリシャ一国を生み出す中国 猛スピードで変化しているのは、その成長の源泉だ。世界最大級の新興大国の多くはついに勃興し、今や世界経済を拡大させる原動力となっている。ブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国(最初のBRICs諸国)は2011年に、GDPで見てイタリア一国に相当する経済を新たに生み出した。 BRICs諸国は2009年から、首脳会議を開催している〔AFPB

  • 歳出の強制削減:次の危機へ向かう米国

    (英エコノミスト誌 2013年3月9日号) 歳出の自動削減が3月1日に発動された。今後、さらなるドラマが待ち受けている。 米大統領官邸や庭園などを見ることができるホワイトハウスの一般見学ツアーも、歳出の強制削減に伴い中止された〔AFPBB News〕 その集まりは緊急幹部会議と称されていたが、ボルチモア市庁舎のごった返した会議室の雰囲気は、パニックというよりは混乱だった。 市長は連邦政府の歳出の「強制削減」措置が市に与える影響を議論するために補佐官たちを招集した。3月1日に発動された措置により、連邦政府の支出の大部分で、向こう7カ月間で850億ドルの歳出が削減されることになる。 市長が到着するまで、市の職員たちは右往左往し、どれだけ予算が削減されるのか話し合っていた。ある職員が「高速道路信託基金には影響ないだろうね?」と尋ねると、もう1人は「大丈夫だと思うよ」と答えた。 ステファニー・ロー

  • 発売前から物議を醸す「グーグル・グラス」 「盗み撮りが蔓延する」と米国の飲食店店主が非難 | JBpress (ジェイビープレス)

    この端末は、現実の風景に情報を重ね合わせて表示する拡張現実(AR)の機能を備えている。右目部分に小型の透過ディスプレイを搭載しており、視界を妨げることなく情報が目の前に表示される。 スケジュールや気象情報、地図などが閲覧できるほか、様々なアプリも利用でき、内蔵のマイクを使って音声で操作するというものだ。 例えば、「よし、グラス」と呼びかけた後に、「ビデオチャットにしてくれ」などと命令すれば、目の前に相手の顔が現れ、そのまま顔を見ながら会話ができる。「道順を案内してくれ」と頼めば、徒歩ルートを地図検索し、ナビゲーションの指示どおりに道を進むことができる。 と、ここまではよいのだが、問題は「動画を撮影してくれ」「写真を撮ってくれ」といった命令だ。グーグル・グラスにはカメラも内蔵しており、スマートフォンでできることは一通りできる。ただ、スマートフォンと違うのは、それと気づかれることなく撮影できて

    発売前から物議を醸す「グーグル・グラス」 「盗み撮りが蔓延する」と米国の飲食店店主が非難 | JBpress (ジェイビープレス)