組み込み業界でソフトウェア開発に従事する技術者は23万5000人。それに対して不足する開発者数はなんと9万9000人。しかも不足数は増加の一途 ―― 2007年に発表されたこの数字(※1)にショックを受けた業界関係者は多いはずだ。早急に開発者を増やさなければ、「日本の強み」と言われる組み込み開発の屋台骨が揺るぎかねない。とはいえ、ハードウェアが絡む組み込み開発は、IT系のソフトウェア開発に比べて難しく、ハードルが高い。 組み込み業界の最前線でソフトウェアを開発しながら、このたび『Windows Embedded CE 6.0組み込みOS構築技法入門』を執筆したメンバーの皆さんに、組み込みソフトウェア開発の現状と課題、そして楽しさを語ってもらった。(※2)(聞き手は中西 佳世子=日経BPソフトプレス)
![特別座談会●「Hello“組み込み”World」(前編)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)