タスクの見積もりをどんぶり勘定しがち心理学的にも確かめられていますが、多くの人は実際にかかる時間よりも3割甘くタスクの所要時間を見積もるそうです。言い換えると、各タスクにかかる時間は、想像の3割増しになるということ。 また、ひとつひとつのタスクには、付随する細かいタスクがいくつもあることを見落としがち。 たとえば上司から、今まで別の人がやっていた業務を振られた場合。単にその業務を実行する以外に、「前任者に業務の委細を確認する」「上司に途中経過の報告をする」などの不随タスクが生じるはず。 ですがここを考慮せず、「だいたいこのぐらいの時間で終わるだろう」と、どんぶり勘定をしてしまうのです。かくして、終わらないタスクが、毎晩山積みになります…。 すべてのToDoに、時間を追記する「タスクシュート」タスクシュートとは、単純なToDoリストがはらむ、こうした問題を解決するのに最適なタスク管理術です。