7~8月に関西空港を利用した人を中心にはしかの患者が急増し、全国に拡大する恐れがあるとして、厚生労働省の専門家会議は31日、予防接種を受けていない人は早めに受け、熱や発疹などの症状が出た場合にはすぐ医療機関を受診するよう呼び掛けた。 潜伏期間などを考慮すると、8月17~30日に同空港を利用し、ワクチンを接種していない人は特に注意が必要だという。 厚労省によると、31日までに同空港の職員16人がはしかと診断されている。また、同空港を利用して海外から帰国後、14日に幕張メッセ(千葉市)で開かれた人気アーティスト、ジャスティン・ビーバーのコンサートに参加した兵庫県西宮市の男性もはしかを発症。空港職員のはしかと型が同じだった。これまでに他に同コンサートの参加者2人がはしかと診断された。 はしかは感染力が強く、免疫を持たない人がウイルスに感染するとほぼ100%発症する。約10日の潜伏期間を経て
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