先日、東海地方の青年会議所が主催した地方自治をテーマにしたシンポジウムにパネラーとして参加しました。他にパネラーとして愛知県の大村秀章知事や三重県の鈴木英敬知事、参議院議員の三原じゅん子さんなどが参加されていました。 その中で、3月の大地震を受けて、災害対応についての国と都道府県、市町村の役割分担についての議論がありました。 最初に私がコメントを求められたので、市町村の役割として、(1)災害が発生しないように備えをすることと、(2)災害が発生した場合に速やかに住民の安全を確保する仕事があることを詳しくお話ししました。 「災害が発生しないように備えをする」ことについては、このコラムでもすでに述べている通りです。昔の人は、川の堤防のすぐそばなどに決して家を建てませんでした。そうした場所に家を建てられないように都市計画を運用することが大事であることをお話ししました。 愛知県の大村知事は私の発言を