元五輪女子柔道金メダリストで参院選の民主党比例代表立候補予定者の谷亮子氏(34)が30日、青森市と仙台市で、全国遊説のデビューを果たした。 普天間問題で社民党が連立政権から離脱、内閣支持率も続落するなど民主党にとっては厳しい選挙となることが確実。それでも、谷氏の知名度は抜群。大勢の有権者らが詰め掛け“ヤワラちゃんフィーバー”となった。 東北入りした谷氏は、正午ごろから青森市の街頭演説に臨んだ。茶色のジャケットに白のスラックス姿で街頭に立つと「ヤワラちゃーん」と歓声。 演説は約2分間で、話の柱は柔道と両立させた2人の子育ての経験談。 「子育て真っ最中。子供の将来を考えたとき、子育ての整備に頑張りたい。一番大事にしている目標を持って前進していく。この姿勢で国のために一生懸命取り組みたい」と訴えると、詰めかけた約500人(主催者発表)から大拍手が起こった。