東京メトロが路線内のセキュリティ向上を目的に、全車両への監視カメラ設置を決定。2018年度より、順次導入すると発表した。 ドア上部のモニター付近に設置される予定 つり革の盗難や座席へのいたずら、迷惑行為など、車内での犯罪行為がたびたび発生している昨今の事情が決定の一因。テロ対策といったセキュリティ向上の必要性もあって、乗降ドアの上部にカメラを配置し車内全体を見渡せるようにするとのこと。車内には「セキュリティカメラ作動中」とステッカーなどで掲示し、乗客に周知する。 録画映像は駅構内のカメラ映像と同様、閲覧できる社員を限定。警察や相互直通運転先と連携し、目的外使用がないよう厳重に管理するとしている。 公式発表 (沓澤真二) advertisement 関連記事 北陸新幹線車内防犯カメラの常時録画、W7系は3月15日より開始 E7系は3月23日より順次運用開始。 JR東日本と西日本、新幹線の防犯