修飾語は、被修飾語のすぐ前にもってくるのが文章の基本です。修飾語と被修飾語が離れすぎてしまうと、誤った解釈ができてしまい、読み手を混乱させることもあります。 たとえば次の文章です。 普通に読んでるとさらっと読み流してしまいそうですが、この文章の「ニュージーランドの」は、「牧草」にかかる言葉か「牛肉」にかかる言葉かはっきりしません。前者の場合は、「ニュージーランドの牧草で育った牛肉」になるが、後者の場合「豊かな牧草で育てられたニュージーランドの牛肉」という意味になります。 文章の書き方がうまい人は、次のように書くでしょう。 「ニュージーランド」を「牛肉」の修飾語にしたいなら、