Java読書会BOF 2012合宿で発表した、Javaアプリケーションのメモリリークの調査方法についてのスライド。 主にOracle JDK標準ツールでGCの動作を見る方法について紹介している。また、finalizeメソッド実装クラスがGCに与える影響についても述べている。
Webアプリケーションにおけるパフォーマンス向上の基礎を解説する。パフォーマンスチューニングを行う際の戦略やプロファイリングの手法、JVM自体のパラメータチューニング方法など、パフォーマンス向上策に関するポイントを紹介する。 【学習の要点】 * パフォーマンスチューニングにおいて始めになすべきことはボトルネックの特定である。 * ボトルネックを特定するためのツールとしてプロファイラを用いることができる。JDKに標準で付属しているhprofを始めとした様々なプロファイラを利用することができる。 * ガベージコレクションが頻繁に発生している場合など、JVM自体の挙動がパフォーマンスを悪化させている場合には、JVMのパラメータチューニングを行うことによってパフォーマンスの改善を行うことができる場合がある。 図II-13-10. Javaアプリケーションのパフォーマンスチューニング 【解説】 1)
前回は、アプリケーションのデバッグについて詳しく説明しました。今回はWebアプリケーションがさらに快適な状態で安定稼働するための性能チューニングについて詳しく説明します。 Webアプリケーションのチューニングを考える 前回までで、アプリケーションのデバッグを終えて一通り動作するようになりました。しかし、それだけでは快適なシステムが完成したとは言えないのです。たとえば、たくさんの利用者が一斉に同じアプリケーションを利用したとき、快適な応答性能は得られているでしょうか? 長時間そのアプリケーションを利用し続けた場合、利用時間とともに応答性能が悪くなるような現象は起きていないでしょうか? ハードウェアやネットワークの問題も考えられますが、ソフトウェアの性能チューニングによって改善できる場合も多くあります。 この性能チューニングを行うためには、Webアプリケーションサーバがどのような構造になってい
プログラムのパフォーマンスを調べるときなど、プログラムの実行にどれくらい時間がかかったのかを計測したいときがあります。LinuxなどのUNIX系OSなら、timeコマンドを利用すればプログラムの実行時間を計測することができます。しかし、timeコマンドでは、Java仮想マシンの起動時間も含めたプログラム全体の実行時間を計測することしかできません。 JavaのコアAPIにあるjava.lang.SystemクラスのcurrentTimeMillis()メソッドは、本来は現在の時間を返すためのメソッドですが、このメソッドを使ってプログラムの実行時間を計測することもできます。この方法なら、Java仮想マシン起動後の純粋なプログラムの実行時間だけを計測することができます。また、この方法を応用すれば、あるメソッドの実行にかかっている時間だけを調べることもできるので、より詳細な調査などに利用することが
英文メールを書く場合、翻訳に困る言葉に出くわすことがある。たとえば「宜しくお願いします」「どうぞご査収ください」「お世話になっております」といった文章。これらの言葉はさまざまニュアンスで使われるために英文へ翻訳しづらい。むしろ、日本人とやり取りが多い外国人なら"Yoroshiku Onegai Shimasu"とローマ字で送ってくれたりする。 私自身もよく英文メールで苦労しているので、今回はこういった"ニュアンス語"をうまく英文メールで活用する方法を、実際にコピペで使える例文と一緒に書いてみたい。 ステップ1 "ニュアンス語"を「日本語訳」する まず、「いつもお世話になっております」や「宜しくお願いします」といった"ニュアンス語"が翻訳しづらい理由は、日本人が「複数の意味をこめて使っている」言葉だからだ。 たとえば「宜しくお願いします」は、厳密な日本語で書くとこんな意味になりうる。 - 上
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