本連載では、リレー連載の形式で「FileMaker Pro」というデータベースソフトウェアを紹介します。連載5回目となる本稿は、FileMaker Proの基本操作や業務に関する定型処理を自動化できる「スクリプト」について、その機能と役割を紹介します。 はじめに 連載5回目となる本稿は、FileMaker Proの基本操作や業務に関する定型処理を自動化できる「スクリプト」について、その機能と役割を紹介します。 スクリプトによる自動化のメリット FileMaker Proではレイアウト切り替えやレコードの移動、検索やソート、印刷などの基本操作から、それらを組み合わせて行う複雑な処理まで、一連の手動で操作していた処理をスクリプトによって自動化することができます。 自動化して意味のある処理の例として売上集計があります。 例えば、日々の売上データを集計する場合、業種によって多少集計方法は異なります