ロシアの反戦運動は力をつけてきており、そこでは女性が指導的な役割を果たしている。「フェミニスト反戦レジスタンス」「ソフトパワー」「兵士の母親委員会」に加え、数千人の活動家たちが、軍事主義に反対するアクションを行い、戦争と独裁に抗議している。女性たちは、非公式の新聞を配布し、戦没者を追悼して町を練り歩き、平和の象徴である白いバラを手にピケを行い、「Women in Black」や「反戦カード」、あるいは「人々・子供たち・戦争」といった、SNSで人気となる眼を惹く反戦・平和のアクションやパフォーマンスを行っている。けれども、ウクライナへの侵攻以前から、活動家たちは、地方の各都市の目抜き通りにプラカードを手に定期的に立っていたのである――汚職に反対し、家庭内暴力に反対し、独立系メディアの遮断に反対し、政治犯たちを支持して。その際に、治安当局からの圧力や、一般市民からの侮蔑、ネット上でのヘイトにも
![抵抗は女の顔をしている[翻訳]](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2fac4e0725c2d86196c9eae0c7c31cd1b0ed15e1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog-imgs-148.fc2.com%2Fs%2Fa%2Ft%2Fsatokotakayanagi%2F2022092321444806d.png)