ドイツ最大のクラブ、バイエルンで1シーズンを戦い終え、来季からホッフェンハイムでプレーすることになったU-23日本代表MF宇佐美貴史。バイエルンでの2011-12シーズンは出場機会に恵まれなかったものの、日本人選手として初めてUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝でベンチ入りを果たすなど、確かな足跡を残した。U-23日本代表の一員として臨んだ5月のトゥーロン国際大会では2得点1アシストを記録し、成長した姿を見せた。「日本の至宝」とまで言われた20歳がドイツで得たもの、ロンドン五輪に向けた意気込みを語った。 ―トゥーロンでの活躍はすごかったですね。 「はい。良かったですよ」 ―『見たか』という感じですか? 「そうですね(笑)。1年間バイエルンでやって、『どれだけのモノになったんや』という感じで見られていたと思うし、アピールする最後の機会で結果を残せたのは良かったですね」 ―大