サッカーのドイツ1部リーグ、アウクスブルクで午後の練習が終わったときのことだ。選手のロッカールームは、練習場から数百メートル離れたスタジアムの中にある。宇佐美貴史(24)がそこに戻ろうと歩いていると、パラグアイ代表FWのボバディージャがちょっとした"おふざけ"をした。彼は自分の短パンの後方を下ろし、筋肉隆々のお尻を丸出しにしながら追い越していったのである。テレビだったら放送できない姿だ。ボバデ
23日の富士ゼロックススーパーカップ(広島×柏)をシーズン開幕の号砲にして、翌週の3月2日と3日にJリーグの2013年の戦いがスタートする。12月まで続く長い戦い。昨年大混戦の末に広島が初優勝を飾ったJ1の争いも興味深いが、今季はJ2にも大きな注目が集まりそうだ。J1にいても優勝候補の一角に挙げられそうなG大阪が、今季はJ2で戦うからだ。■昨年は開幕直後に監督交代10シーズンにわたって指揮をと
ここ数年、Jリーグで多くのタイトルを獲得してきたガンバ大阪に世代交代の波が押し寄せている。チームの「顔」といえる中盤に割って入る勢いなのは18歳の宇佐美貴史。このまま一気に主力の座を奪ってしまうのか、それとも経験豊富な先輩が巻き返すのか。ハイレベルなポジション争いを繰り広げている。 「黄金の中盤」の4人も30代 ガンバといえば攻撃サッカー。その攻撃力の源泉となってきたのが、華麗なパスワークで相手を圧倒するMF4人だ。 ひょうひょうとしたプレーで攻撃のリズムをつくる遠藤保仁(30)。足に吸い付くようなボールタッチの持ち主、二川孝広(30)。的確な状況判断で攻守にすき間を埋める橋本英郎(31)。豊富な運動量と洞察力でピンチの芽を摘む明神智和(32)。いずれも日本代表経験を持つ実力者だ。 「黄金の中盤」とも呼ばれる4人も全員が30代を迎え、ケガで戦列を離れることも増えてきた。若返りの必要性が指摘
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