【ロサンゼルス27日AFP時事】米国の著名写真家アンセル・アダムズのガラス板ネガ65枚が発見された。2億ドル(約175億円)の価値があるとみられ、ガレージセールでこれらを買った美術の先生は一夜にして億万長者となった。 学校の美術の先生で収集家でもあるリック・ノーシジアンさんは27日、10年前にカリフォルニア州フレズノのガレージセールで45ドル(約4000円)で購入したガラス板ネガ65枚が、専門家によって自然風景写真の巨匠アダムズの作品で少なくとも2億ドルの価値があると鑑定されたと語った。 同氏の弁護士は、写真にはサインなどがなく判定がなかなか難しいため、写真の専門家だけでなく、筆跡鑑定、気象学の専門家などに依頼して総合的に鑑定したと述べた。その結果(1)ネガが入っていた封筒に残された文字の筆跡が、アダムズの妻のものと一致した(2)ネガのうちの1枚が、アダムズの有名な写真と同じ日、同じ時