HTML5動画のフォーマット問題、解決まだ遠く? Googleが新しい動画コーデック「WebM」を発表し、主要ブラウザメーカーの大半が支持を表明した。だがAppleが足並みをそろえない可能性があり、HTML5の動画フォーマット問題は解決されないかもしれない。 HTML5の動画再生機能をめぐっては、ブラウザによって対応する動画フォーマットが異なるという問題が起きている。例えばSafariはH.264にしか対応しておらず、FirefoxはオープンソースのOgg/Theoraのみサポートしている。このためブラウザによっては再生できない動画があり、ユーザーの不利益になると指摘されていた。 GoogleがVP8コーデックをBSDライセンスの下でオープンソース化し、同技術を基盤とするWebMを発表したことで、この問題は解決に向かうかに見えた。Googleのほか、Firefoxを提供するMozilla、