自己啓発本に関する記事を読むと大体いつも「これを読まなかったと思ったぞっとする」とか「人生が180度変わった」とか「人生が劇的に変わった」といううたい文句を見かける。 本当に自己啓発本で人生が変わるのか。とは言っても読まずに批判するのもどうかと思い10冊ほど自己啓発本を読んでみた。確かに面白いよね。それは認める。 「夢をかなえるゾウ」みたいに物語形式の話になっていて読んでいて楽しいものだったり、「9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方」や「道をひらく」など日本のトップレベルの人の話を聞ける本も有意義だとは思う。 でも結局のところ、これらを読んでじゃあ彼らと同じになれるのかと言われればなれないし、そもそも本が人生を変えてくれるってどういう事?人生を変えるのは結局の所自分なのだ。 つまり、自己啓発本の存在意義は、自分の人生を180度変えるものではなく、自分の今までの人生にプラ