Facebook、twitterといったSNSの普及によって私たちのコミュニケーションや情報収集は大きく変わりました。いつでも特定の事柄についてその道の専門家の意見を聞くことが可能になりましたし、遠い場所にいる同じ好みを持つ人と交流することも容易になりました。 そうなると、消費者意識にも変化が生まれます。SNSを通して“信用できる人”から情報を得ることがたやすくなったため、これまで企業側が一方的にリリースしてきた広告の力は薄れ、SNSを媒介とした口コミの影響力が高まってきているのです。 この流れに対応するために、多くの企業でマーケティングにSNSを取り入れ始めていますが、ただSNSを使うだけでは、単に顧客との接点が増えたというだけで終わってしまいます。 では、企業はどうすれば効果的にSNSを活用できるのでしょうか。 『ボイス ソーシャルの力で会社を変える』(日本経済新聞出版社/刊)の著者で