子どもは少しくらいわんぱくな方がイイなんて言う人もいるが、あまりにも手がかかる場合は、早めになんらかの対処をした方がいい。新たな研究により、その子どもが将来道を踏み外して不良や、さらには犯罪者になってしまうかどうかは、早ければ3歳のときの行動である程度見分けられることがわかったのだ。 アメリカのミシガン大学、デューク大学、ピッツバーグ大学などからなる研究グループによると、3歳前後で動物虐待や自己中心的な言動、冷酷さなどが垣間見れるような子どもは、生涯を通じて不品行になる危険性があるそう。こういった問題行動は、脳の扁桃体が働き過ぎる(遺伝や経験などが原因とされる)ことにより引き起こされるのだが、早い段階で親などが対応に取り組めば対処できることもある。しかし「わんぱくなだけ」「大きくなれば落ち着く」などと言ってほうっておくと、行動障害をもつ大人になりかねないのだとか。研究を率いた心理学者のルー