厚生労働省の人口動態統計によれば、2017年(日本)に亡くなった人の数は約134万人で、これは戦後もっとも多い数です。このうち65歳以上は約120万人を占め、高齢化が進む日本はまさに「多死社会」を迎えているといえます。 そんな中、近年「遺体安置ビジネス」という新しい事業分野が成長してきました。病院で亡くなった方を「火葬されるまでの間預かる」というビジネスで、都市部を中心に事業者数が増えつつあります。 今回はこの遺体安置ビジネスについて注目し、同事業が登場してきた背景事情やサービス内容・利用料金について解説していきます。 遺体安置ビジネスとは?事業の概要と利用料金を紹介 亡くなった方の遺体を預かるという事業が誕生した背景には、社会の多死化が進む中で火葬場の数が不足し、「火葬までの待ち時間が発生している」という現状があります。 現在の法律上、亡くなった後は24時間以上の安置が義務付けられていま
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