蜂の子とはどういう意味かといえば、単純に「蜂」の「子供」のことです。 芋虫状の幼虫から、羽化する前のサナギも蜂の子として数えられます。 ミツバチやスズメバチ・クマバチなど、たくさんの種類の蜂がいますが、それらの蜂の幼虫やサナギを総合して蜂の子といいます。 蜂の子として利用される、特定の種類の蜂が存在するわけではありません。 ただ、ミツバチに関しては、蜂の子として出回るのは大抵「オス」の幼虫であるというのが特殊なところです。 メスのミツバチは、女王蜂以外は全て働き蜂であり、ハチミツの他にローヤルゼリーやプロポリスを作り出すといった特性があります。 ローヤルゼリーとプロポリスは、ミツバチのメスだけが生成できるもので、人も健康食品やサプリメントという形で利用しています。 しかし採取できる量が非常に少ないため、とても希少なもので、高価が付くことも珍しくありません。 働き蜂となるミツバチのメスの幼虫