宇宙空間でたこのように帆を広げる宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙ヨット「イカロス」で用いた素材で作ったたこ(1・8メートル四方)が完成した。兵庫県加古川市米田町の加古川河川敷で9日に催される「加古川凧(たこ)あげまつり」で初披露される。 製作したのは加古川市の看板制作会社長、松下哲雄さん(64)ら。たこ作りが趣味で、20年ほど前から畳6枚分を超える大きなたこを毎年作ってきた。 イカロスは2010年にH2Aロケットで打ち上げられ、14メートル四方の帆に太陽光を受けて進む世界初の宇宙ヨット。帆は髪の毛の太さの10分の1ほどの薄い樹脂製フィルムに、太陽光を受けるアルミを付着させている。加古川市の東レKPフィルムが開発した。
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