インド洋に浮かぶ北センチネル島には上空から見ると素晴らしい砂浜と生い茂った森林という完璧なロケーションの美しい島だが、迂闊に近づいては危険だ。 この島には、文明を拒絶し、外界との接触を一切持とうとしない謎の部族が6万年以上前から暮らしており、近づく者に襲いかかってくるのだ。 接触を図ろうとするよそ者は暴力によって出迎えられる。2006年には密漁を行っていた男性2名が殺害されたほか、情報収集のため低空を飛行する航空機やヘリコプターに対しても矢を射かけたり、投石を加えたりしてきた。
梅毒はコロンブスのアメリカ大陸発見以後、新大陸からヨーロッパにわたり50年以内に世界中に広がったと考えられている。 これは、わが国も含めてそれ以前に梅毒と同じ症状に関する記載がないことからの結果だ。 一方、コロンブスはアメリカ大陸に結核を持ち込み、この流行が新大陸原住民の人口の減少につながったとされている。 事実、遺伝子比較を行うと、アメリカ原住民の結核もヨーロッパ人の結核と同じであり、これを裏付けている。 ただ梅毒と異なり、コロンブス以前のアメリカ原住民の骨格の中に、結核によるカリエスと思われる病変が認められるという記録が多くある。従って、コロンブス以前のアメリカには別の結核菌による結核が存在したと考えられている。この結核菌とは現在世界に存在する結核菌のどれに近いのか? 意外な由来から この問題に挑戦したのが今日紹介するドイツチュービンゲンの考古学研究所からの研究で、国際的な科学
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