Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月20日、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で、新型固体燃料ロケット「イプシロン」の機体を初めて公開し、8月27日の打ち上げに向けて、打ち上げリハーサルも実施した。 イプシロンロケット試験機は11時過ぎに整備棟から運び出され、発射位置へと移動し、打ち上げ同日と同じ手順でリハーサルを実施した。 「惑星分光観測衛星(SPIRNT-A)」を載せたイプシロンロケット試験機の打ち上げは現在、8月27日13時45分から14時30分に設定されている。 イプシロンはJAXAとIHIエアロスペースが開発中の新型ロケットで、かつて「はやぶさ」の打ち上げなどで活躍したM-Vロケットの後継機に当たる。実験装置ゆえの高い打ち上げ費用を主な理由として退役したM-Vを教訓に、第1段にはH-IIAやH-IIBロケットの補助ブースターとして使われて
Image credit: NASA アメリカ航空宇宙局は8月12日、木星探査機「ジュノー(Juno)」が9.464天文単位(14億1579万4248キロメートル)飛行し、地球から木星までの飛行距離の半分に達したことを発表した。 発表によると、「ジュノー」は2011年8月に打ち上げられ、木星を目指してこれまで飛行を続けてきた。「ジュノー」は現在、地球から約5546万キロメートル離れた距離に位置しており、今年10月9日には地球フライバイを実施し、さらに飛行速度を上げて、木星を目指す予定だという。 「ジュノー」は2016年7月4日に木星に到達する予定で、9つの観測センサーを搭載し、木星を周回しながら固体核の有無や大気深層部における水やアンモニアの有無の調査、磁場の分布図作成などを行うことになっている。木星の深部を探ることで、太陽系形成に必要だった条件やメカニズムに迫ることができ、また、数多く発
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