カリブ海のタックスヘイブン(租税回避地)における各国首脳や著名人の租税回避行動を浮き彫りにした「パナマ文書」の漏洩によって、キャメロン英首相の亡父イアン氏がパナマで運営していたオフショア信託「ブレアモア・ホールディングス」が取り沙汰されるなか、首相は7日、自分と妻サマンサさんが同社の株を一時保有していたと認めた。2010年に3万ポンドで売却したという。 キャメロン首相は英ITVニュースに対して、株の売却益に課せられる英国の税金はすべて納めたと説明。また「ブレアモア・ホールディングス」は租税回避のために作られた会社ではないと述べた。