AMDは6月5日、開発コードネーム“Richland”(リッチランド)こと、デスクトップ向けの新世代APU「AMD Elite A」シリーズを発表した。クアッドコアモデルを中心に5モデルを展開する。 デスクトップ向け“Richland”もノートPC向けと同じく、昨年10月に発売された開発コードネーム“Trinity”(トリニティ)のマイナーチェンジモデルの位置づけだが、手ごろな価格でライトゲームも遊べる高いGPU性能を備えるAシリーズの最新モデルとあって、その性能が気になっている人も多いことだろう。今回は、そんな“Richland”版のAシリーズをいろいろ試してみよう。 クロックが向上し 内蔵GPUは8000番台に “Richland”では、A○-5xx0だったモデルナンバーがA○-6xx0の6000番台にアップしている。ラインナップは下位1モデルを除いた、4モデルがクアッドコアで、TDP