Fury GPUのブロックダイヤと諸元 次の図はRadeon R9 Furyのブロック図と諸元をまとめたものである。 全体として4基のShaderEngineがあり、それぞれのShader Engineは、ジオメトリプロセッサとラスタライザ、そして16個のCUと4個のRB(Render Backend)を含んでいる。 上辺にはグラフィックのコマンドプロセサとホストCPUからのコマンドを実行する「ACE(Asynchronous Compute Engine)」などが置かれ、左辺にはL2キャッシュと8個のメモリコントローラ、右辺にはビデオやオーディオのプロセサや各種I/Oが描かれている。なお、これはチップの構成を示すブロックダイヤであり、チップ上の各ブロックのレイアウトを示すものではないので注意が必要である。 Furyはハイエンドのゲーマー向けのGPUで、ジオメトリ計算は毎サイクル4プリミテ