【黒沢大陸】日本の月探査機が観測した地形データをもとにした、新しい立体地図ができた。クレーターの同心円状の構造や、平地の線状の地形などがはっきり確認できる。国土地理院が13日にホームページで公開する。 この地図は、地形の凹凸を赤色の濃淡で強調することで立体構造をわかりやすく表現した赤色立体地図。レーザーで測量したデータを用い、樹木の下に隠れた富士山の細かい地形や古墳の形状を描き出すのにも使われている。 宇宙航空研究開発機構が2007年に打ち上げ、09年に月面に落下するまで観測を続けた「かぐや」が観測した10メートル四方ごとに高度を測定した地形データを活用し、国土地理院と、赤色立体地図を開発したアジア航測が協力して作成、国立天文台が解析した。赤が濃いほど、地形の凹凸が激しい。クレーターの縁にある岩石が溶けた痕跡や、クレーターが重なった状態などがはっきりわかる。
月はいったい誰のものなのだろう?宇宙事業を手掛けている民間企業も増え始めた。勝手に月にいって、勝手に開拓することは許されるのだろうか? 11月12日に行われたNASAの説明会で、宇宙事業を行っている米ベンチャー企業、ゲロー・エアロスペース社が、“月の採掘権”を連邦航空局(FAA)に要求したそうだ。 米ネバダ州ラスベガスに本社があるビゲロー・エアロスペース社は、近い将来、“宇宙ホテル”の実現を目指している。今年1月には、国際宇宙ステーション(ISS)の拡張型居住モジュール、「Bigelow Expandable Activity Module(BEAM)」を、2015年から2年間試験運用する契約をNASAと結んでいる。 Bigelow Expandable Activity Module(BEAM)のモックアップ この画像を大きなサイズで見る NASAは現在、停滞する有人宇宙探査の範囲をIS
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く