怪しい者ではありません――。覆面姿の男たちが20日、徳島市の高齢者施設などで、県産のワカメとスダチを入れた「ソーメン」を無料で振る舞った。 「夏の秘密結社フリーソーメン」の会員で、徳島県つるぎ町のそうめん製造業森岡太悟さん(38)ら。世界的結社・フリーメーソンをパロディー化した。 「フリーソーメン」はネットで話題で、誰でも入会可能。約80食を提供した森岡さんは「『うどん県』の香川に負けず、そうめんの『魔力』を広めたい」。
【筒井次郎】世界遺産・法隆寺(奈良県斑鳩町)にある国の重要文化財の塀「西院大垣(さいいんおおがき)」で、「殺すぞ」などと刻んだ落書きが見つかった。参拝者の少ない公道沿いの壁で、最近とがったものでひっかかれた可能性が高い。寺は文化庁へ届ける予定だが、県教委によると傷が深く、元に戻すのは難しいという。 西院大垣は、国宝の五重塔や金堂が立つ「西院伽藍(がらん)」の東南西の3面を囲う長さ500メートル超の築地(ついじ)塀。室町時代に築かれ、直近では1970年代に修理された西面(長さ70メートル)で、落書きは見つかった。 地上から1・1メートル付近に、「殺すぞボケ」(縦20センチ横85センチ)「ヒマやね」(縦25センチ横110センチ)と彫られていた。字の深さは最大6ミリ。
熊本県八代市の伝統行事「八代妙見(みょうけん)祭」(22、23日)の神幸行列で市内を回る笠鉾(かさぼこ)「西王母(せいおうぼ)」の台車に、2010年まで約60年間、旧日本海軍の零式艦上戦闘機(ゼロ戦)用の2本のタイヤが使われていたことが分かった。 同市内でタイヤが無料公開され、多くの市民が見学に訪れている。 西王母は、古代中国で信仰を集めた女性の仙人で、その姿をかたどった人形が笠鉾の上に立つ。祭りに参加する9基の笠鉾の一つで、同市通町の保存会が保管している。神幸行列では台車に載せ、市内の目抜き通りを練り歩く。 台車のタイヤは1947年に取り付けられたとの記録が残る。保存会には代々、「戦闘機のタイヤらしい」と伝わってきた。約300キロの笠鉾を長年支え続けたが、2010年に1本が破裂したため交換された。 今年になって、保存会の松川達也さん(55)が、戦闘機に詳しい福岡県筑前町立大刀洗平和記念館
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く