【ズームアップ甲子園(13日)】第96回全国高校野球選手権大会は13日、大会3日目を迎え、第2試合で初出場の鹿屋中央(鹿児島)が延長12回、2―1で市和歌山(和歌山)を破った。大隅半島のチームで初めて夏の大舞台に立った鹿屋中央ナインには、ある人への“恩返し”を誓って白星をつかんだ。 延長12回一死一、三塁。米沢(3年)の打球は平凡な二ゴロ(記録は内野安打)だったが、市和歌山二塁手・山根(3年)が一塁に送球する間に三走が生還してサヨナラ勝ち。米沢は「全力で走って、後ろを向いたら試合が終わっていてびっくりした」と、お立ち台でもまだ信じられない表情だった。うれしい甲子園初勝利。鹿屋中央ナインの胸にあったのが“恩返し”の思いだ。 これには同校の練習グラウンドで頻繁に起こっていた出来事が関係している。打撃練習の際、ファウルになった打球が決まって三塁横にある住宅に飛び込み、窓ガラスや屋根瓦を割ってしま
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