11月5日、6日に開催されたヴイエムウェアの年次カンファレンス「vForum 2014」において、クラウドサービスの「vCloud Air」と並び来場者の注目を集めた技術が「ネットワーク仮想化」だ。ルーティング、スイッチングに加え、ファイアウォールや負荷分散、VPNといったネットワークサービスも仮想化し、ソフトウェア定義可能にすることで、柔軟なネットワーク環境が実現できる。vForumのセッションでは、「VMware NSX」をいち早く導入してネットワーク仮想化に取り組んだ新明和工業が、その狙いと実際の導入効果を語った。 顧客がネットワーク仮想化に寄せる「3つの期待」 セッションではまずヴイエムウェアの種子野亮氏が登場し、ネットワーク仮想化に対して顧客がどんな期待を抱いているかを調査した結果を紹介した。同社セミナー来場者に対し「ネットワーク仮想化に期待すること」を尋ねたところ、回答上位には
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