大半のユースケースでは、高い可用性が提供されるS3 Standard - IAを選択することになると思いますが、可用性よりもコストを優先したい場合にS3 One Zone - IAを選択しましょう。 S3オブジェクトの取り出しに許容できる時間 つづいて、「オブジェクトの取り出しに許容できる時間は?」の分岐箇所に関するチェックポイントです。 基本的にユーザーはS3オブジェクトに対しミリ秒単位でアクセスできますが、ストレージクラスによってはオブジェクトにアクセスする前に「オブジェクトの復元(取り出し)」を行う必要がありミリ秒単位でのアクセスが提供されていない場合があります。 アクセス時に「オブジェクトの復元(取り出し)」が必要なストレージクラスが以下の2つのストレージクラスです。 S3 Glacier Flexible Retrieval S3 Glacier Deep Archive ミリ秒