現在もっとも大きなEPUBの配信元の1つ、アップルの書店(および教材配信)アプリ、「iBooks」ではまだEPUB 2(+拡張)が使われていますが、EPUB 3とEPUB 2の違いやメリットについて、あらためて書いてみたいと思います。 そもそも、EPUBとはEPUBとは「Electronic PUBlication」の略で、電子書籍の規格の1つ。数千の出版社、ソフトウェア・ハードウェア会社、大学などが参加するIDPFという団体で策定が進められており、かつ、オープンな規格であることから将来も永続的に読書環境が補償できる有力フォーマットであると考えられています。 EPUBのメリットはコンテンツの永続性です。電子書籍の規格が独自のフォーマットで、メーカーによるクローズドな規格の場合は、開発元が倒産したり、ソフトや端末を生産中止したらメンテナンスができなくなって「あ、ごめんこれまで買ってもらった本