ラグビーワールドカップ日本大会の開幕まで20日で半年となる中、温泉地として知られる大分県は、試合観戦などで県内を訪れる外国人にタトゥーがあっても入ることのできる温泉を紹介する英語のウェブサイトを開設しました。 ウェブサイトはこうした人たちに大分の温泉の魅力を知ってもらおうと県が開設したもので、タトゥーがあっても入ることのできる95の温泉施設が紹介されています。 タトゥーは日本では暴力団を連想させるとして敬遠されがちで、4年前の観光庁のアンケートでは、全国の旅館やホテルのうち半数余りがタトゥーのある人の入浴を断っています。 一方、海外では文化やファッションとしてとらえられることも多く、温泉が最大の観光資源の大分県にとっては大会に向けた対応が課題になっています。 大分県は「文化が異なる外国人も温泉を楽しめる環境を整えていきたい」と話しています。