勉強の面白さが分かれば子どもは伸びる――塾の指導ではどんなことを大切にしているのでしょうか? 哲夫:勉強の面白さを教えてあげることです。様子を見に行くとみんな楽しそうに勉強してくれているので、そこをちゃんと教えてくれているなと実感します。 ――子どもに勉強の面白さを教えるためにはどうしたらいいのでしょうか? 哲夫:勉強に対して「何をやったらいいのか分からん」という子には、一番最初に勉強のやり方を教えてあげるんです。ちょっと教えていると、その子の苦手なところが分かります。そこで立ち止まって、先生がその子の苦手な問題をさっと手書きで作って「これやってみて」と解かせてみます。簡単な部分から逆算しながら取り組ませてあげたら、段々とできるようになってくるんです。それができるようになったら「さっき分からなかった問題もう1回やってみよう」と言ってやってみると、できるようになっていきます。 それから子ども
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