このブログでは割と頻繁に計量時系列分析の話題を書いているので皆さん食傷気味かもしれませんが、経済・ファイナンス時系列データに頻出する要素として「系列相関(自己相関)」というものがあります。それが生じる理由は多岐に渡るのでここではいちいち取り上げませんが、マーケティング業界でフォーカスされるのは主に季節性(曜日などに依存する周期変動)とトレンド(大きな「上昇下降傾向」や「うねり」として見られる中長期のベースライン変動)の2点だと思われます。 これら2つの非線形要素に対して、季節性は一般的には「真のシグナルとは無関係な変動」とみなされ、調整されることが多いです。で、トレンドも一般的には「時系列回帰モデルなどの分析の関心外」ということで、やはり分離した上で分析のメインテーマからは外されることが多いです。……なのですが、マーケティング業界ではこの分離されて傍によけられた側の「トレンド」がむしろ注目

