会社と交渉できるものといえば、給与だと思う人が多いでしょう。しかし、実際は交渉できるものの1つに過ぎません。例えば、会社の規則として明言されているかどうかに関わらず、勤務体制や就業時間、産休や育休、入社後に参加するプロジェクトのスケジュールさえ交渉可能な場合があります。 もちろん、就職の一次面接や入社した最初の週に、この手の話題を切り出せという意味ではありません。社内の一員として認められるようになったり、ある程度仕事が任されるポジションになったら、交渉の余地があるということです。 人事系のコンサルティング会社OperationsIncの社長兼CEOのDavid Lewisは「新卒の社員なら交渉する余地はないでしょう」と言います。「しかし、入社5〜6年の社員であれば、会社の就業環境や勤務体制を、自分たちの生活スタイルにより合うものに変えられるポジションにいることが多いです」 つまり、「言わな