岐阜県警北方署は22日までに、窃盗の疑いで13日に逮捕され、人気歌手・俳優と同じ「福山雅治」と自称し、偽名を使っていた容疑者の身元が判明した、と発表した。 判明した容疑者の身元は、岐阜市の無職・山中八記(やつき)容疑者(43)。同署によると、所持品の製造番号などから身元を割り出した。容疑者の母に写真で顔を確認してもらい、特定したという。容疑者に捜査結果を伝えると、福山の名前をかたったことを謝罪し「新聞などで自分の名前が載ることが恥ずかしかった」と理由を説明したという。 山中容疑者は、13年に窃盗の疑いで同署に逮捕された際にも、「福山雅治」を自称していた。当時から署では、「まさか、そんな名前のはずはないだろう」と同姓同名の可能性などは考えていなかったというが、捜査で身元の特定ができず、容疑者は裁判でも福山の名前を名乗り続けていた。今回も取り調べで、名前だけでなく誕生日や居住地などもデタラ