その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当で、MBS/TBS系『100%!アピールちゃん』でタレントの小倉優子さんに大学受験の指導もする西岡氏は、小小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時には東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。 「頭がよいか悪いかは、生まれたときからあらかじめ決まっている」 そう考えている人は多いのではないでしょうか。でも、それは違うと思うんです。僕は今、逆転合格を果たした東大生たちを集めて、彼ら彼女らがどのように頭をよくしたのかを研究しています。 そこにいろんな東大生がいます。東大合格者が歴代ゼロの学校で成績が平均点を下回って