博多発東京行きの新幹線「のぞみ34号」の13号車の台車に亀裂が見つかった問題で、JR東海は14日、名古屋駅に停車している列車の復旧計画を発表した。13号車はクレーンでつり上げ、台車部分を交換する。復旧は16日以降の見通し。 発表によると、15日未明に14~16号車を切り離し、約3キロ西の名古屋車両所へ牽引(けんいん)する。16日未明には13号車の車体と台車を切り離してクレーンで車体をつり上げ、亀裂の見つかった台車を別の台車に交換する。16日以降に1~13号車を名古屋車両所まで走らせる。 のぞみ34号が到着した11日午後4時53分以降、名古屋駅では2本ある新幹線上り線のホームのうち、1本が使えない状態が続く。先に列車が停車している場合、手前で止まるなどしており、名古屋駅出発時点で1~10分程度の遅れが出ている。