消費不況でも11月過去最高の売上高 ユニクロ快進撃の裏に“5年の努力” ダイヤモンド・オンライン12月 5日(金) 11時10分配信 / 経済 - 経済総合 「好調だと聞いていたが、この数字は想像以上だ」(業界関係者)。今のユニクロの勢いには、業界内の誰もが舌を巻く。 ファーストリテイリングが発表した11月の国内ユニクロ事業の既存店売上高は前年比32.2%増となり、単月では過去最高の売上高を記録した。発表翌日12月3日の同社株価はストップ高。翌4日も値を上げ続け、過去5年間の最高値である12830円に迫る勢いだ。 11月は休日が3日多かったとは言え、現在、衣料品の販売状況はどん底。百貨店の衣料品売上高は総崩れで、しまむら、ポイント、ハニーズなど他の衣料品専門店各社の既存店前年同月比も軒並み前年割れだ。文字通り、ユニクロだけが好調なのだ。 最大の要因は、春夏商品の処分を前倒しで行ない、