英南部ウィルトシャー州セエンド・クリ―ブで暮らす実業家のマット・ヒルさんは、2か月前から、3歳の娘オリビアちゃんを近くの街ポッターンにある私立学校に通わせていた。ところが、この学校が7月に突然廃校となることを聞かされ大慌て。教育環境に満足していた彼は廃校阻止にすぐさま動き、100万ポンド(1億3,400万円)で学校の経営権を取得。自らオーナーとなって存続に繋げたという。 英紙デイリー・メールや英放送局BBCなどによると、この学校は全校生徒が「65人」(英放送局BBCより)という小さな学校。しかし、1958年に設立された学校を見学に訪れた際、ヒルさん夫妻は素朴な環境に「恋に落ちた」と表現するほど惚れ込んだそうで、オリビアちゃんを入学させたことをヒルさん夫婦は大いに満足していた。 ところが5月9日、ヒルさんを驚かせる事実が学校から知らされる。18年間この学校を所有していた経営者が、突然今年の7